ZuttoRide(ずっとライド)の評判は?盗難保険・ロードサービスの口コミを検証
「ZuttoRide(ずっとライド)」は、バイクの盗難保険とロードサービスを必要な分だけ選べる会員制サービスです。高額なバイクや屋外保管で盗難が気になる方、遠方ツーリングに備えてロードサービスを手厚くしたい方に向いていますが、「勧誘がしつこいのでは」「盗難で本当に保険金が出るの?」といった不安の声もあります。公式情報と利用者の口コミの両面から、プランの中身・補償額・加入条件、そして申込後の連絡の実態まで調べてみました。
ZuttoRide(ZuttoRide Club)とは?
バイク専門の「盗難保険+ロードサービス」の会員制サービス

ZuttoRideは、ZuttoRide株式会社が運営するバイク向けの会員制サービスです。事故の賠償を補償する一般的な任意保険とは性格が異なり、盗難への備えとロードサービスを中心に組み立てられているのが特徴です。
盗難保険部分の引受は三井住友海上火災保険が担っており、ロードサービスと合わせて「もしも」のときの備えを一本化できます。所在地は愛知県名古屋市で、バイク専門のサービスとして長く運営されています。
任意保険(賠償)は別途各社で比較し、盗難・ロードサービスはZuttoRideで補う、という使い分けがしやすいサービスです。
プランは3種類・必要な補償だけ選べる

ZuttoRideには、用途に応じて「盗難保険プラン」「ロードサービスプラン」「フルサポートプラン」の3種類が用意されています。
「盗難保険プラン」は車両盗難やパーツ盗難に備えるもの、「ロードサービスプラン」はレッカーや出先のトラブルに備えるもので、それぞれ単体で加入できます。「フルサポートプラン」は盗難保険とロードサービスを組み合わせたうえで、遠方でのトラブル時に帰宅・宿泊などの費用を補うバックアップが付くプランです。
盗難の心配が大きいのか、ツーリング中の故障が心配なのかによって、自分に必要な補償だけを選べるのがメリットです。
加入できるのは「取次店で購入したバイク」

盗難保険プランで注意したいのが加入条件です。ZuttoRideの盗難保険は、ZuttoRideと取次店契約を結んだバイク販売店で購入し、所有しているバイクが対象とされています。
そのため、個人売買で入手したバイクは加入できない点に注意が必要です。対象は自動二輪車・原動機付自転車ですが、競技用・営業用・大型のカスタム車・ミニカー登録車・電動キックスクーターなどは対象外とされており、一部の旧車も除外されています。
購入を予定しているお店がZuttoRideの取次店かどうか、加入を考えているなら早めに確認しておくとスムーズです。
ZuttoRideでできること(補償・サービスの中身)
ロードサービス|無料レッカーの距離で選べる

ロードサービスは24時間365日受付で、レッカー牽引のほか、現場での応急対応・カギ開け・ガス欠・バッテリー上がりに対応しています。現場応急は30分以内であれば作業料が無料とされています(部品代・油脂代や30分を超える作業は有料)。
プランは無料けん引距離の違いで分かれており、50km・100km・無制限などから選べます。無料距離を超えた分は1kmあたり550円(税込)が目安です。年会費は距離に応じておよそ5,990円〜19,900円が目安となります。
遠方ツーリングが多い方は無料けん引距離の長いプラン、近場中心の方は短めのプラン、と走り方に合わせて選べます。なお年間の出動回数の上限については公式で明確な記載が確認できなかったため、利用前に最新の規約で確認しておくと安心です。
盗難保険|車両盗難は最大300万円まで

盗難保険は、車両盗難で最大300万円、パーツ盗難で最大20万円、カギ穴へのいたずらで最大5万円までを補償の上限としています(選ぶプランによって上限は変わります)。盗難に備える補償としては手厚い部類といえます。
ただし全額がそのまま支払われるわけではありません。車両盗難時は保険金額の5%が免責(自己負担)となり、保険金額自体も「対象の価格」と「プランの上限」の低いほうが基準になります。さらに購入後は経過年数に応じて評価額が下がっていく(経年減額)仕組みです。
年会費はプランによっておよそ4,400円〜94,400円と幅があります。どのくらいの補償額が必要かを、購入価格やローン残債と照らして選ぶとよいでしょう。
契約は1〜3年・年会費は一括前払い

契約期間は1年・2年・3年から選択でき、年会費は加入時に一括で支払う形です。契約の途中で加入年数を変更することはできないとされています。
盗難・カギ穴いたずらの補償は加入日の翌日午前0時から開始されます。更新は有効期限が満了する際に手続きが必要で、手続きをしないと会員資格を失う点にも注意しておきましょう。
フルサポートプランでは、自宅から直線100kmを超える場所で自走不能になりロードサービスを使った場合に、帰宅・宿泊・レンタカーのいずれかの費用が規定の上限まで補償されます。遠出が多い方には心強い内容です。
利用前に知っておきたいデメリット・注意点
盗難でも「全額補償」ではない

盗難保険は安心材料になりますが、購入価格がそのまま戻ってくるわけではない点は理解しておきましょう。車両盗難時は保険金額の5%が免責となり、評価額も経過年数に応じて下がっていきます。
また、盗難の発生から60日以内に気づけなかった場合や、親族・同居人などが関与した盗難、天災時の盗難などは補償の対象外とされています。
「入っていれば全損分が丸ごと戻る」というイメージで考えると、実際の支払額とのギャップを感じることがあります。免責・減額・対象外の条件を事前に押さえておくことが大切です。
加入できない車両・対象外のケースがある

前述のとおり盗難保険は取次店で購入したバイクが対象で、個人売買で手に入れたバイクは加入できません。実際に、中古で購入したものの購入を証明する書類が弱く加入できなかった、という利用者の声もあります。
ロードサービスにも対象外があり、沖縄本島・淡路島以外の離島、林道・サーキット、公道以外の場所は対応エリア外とされています。また、自宅や保管場所のすぐ近くからの引き上げは、緊急性が低いと判断されると翌日以降の予約作業扱いになる場合があります。
自分のバイクや走る場所が対象に含まれるかどうかは、加入前に確認しておくと安心です。
途中解約の返金は限定的

解約・退会は電話やメールで手続きできますが、支払い済みの年会費は原則として返金されません。1年契約の場合は、途中で解約しても返金は期待しにくいといえます。
一方、2年・3年プランについては、年単位での未経過分が別表に従って返金される仕組みです。短期間での売却や乗り換えの予定がある場合は、契約年数の選び方に注意しておきましょう。
長く同じバイクに乗る予定なら複数年契約、近いうちに手放す可能性があるなら1年契約、と見通しに合わせて選ぶのがおすすめです。
「勧誘がしつこい?」「盗難で払われる?」申込後の実態
入会はネット手続き・連絡の実態

ZuttoRideの入会はインターネット上で手続きが完結し、登録が終わるとWeb上の会員証が交付されます。封書での会員証の発送はないとされています。実際に、「ネット経由で加入でき、その場で勧められないので持ち帰って検討できた」という利用者の体験談も見られます。
一方で、個人情報の利用目的には販促品の案内や取次店からの案内が含まれているため、案内の連絡が来る可能性はあると考えておくのが現実的です。なお、「入会後に営業電話がしつこい」「退会時に強く引き止められた」といったバイク利用者の声は、調べた範囲では確認できませんでした。
「盗難で本当に払われる?」の考え方

公式の規定では、日本国内で盗難により生じた損害に対して保険金が支払われるとされています。ただし前述のとおり免責5%・上限・経年減額・対象外の条件があるため、支払額は状況によって変わります。
「実際に保険金が支払われた」という体験談はネット上のまとめ記事などで紹介されているものの、請求の経過まで確認できる一次情報は見当たりませんでした。そのため、支払いの可否や金額については公式の規定を基準に判断するのが安全です。気になる点は、加入前に補償の条件と免責の扱いを確認しておきましょう。
ZuttoRide利用者の口コミレビューの評判
ZuttoRideの口コミ
盗難の経験があったので、車両盗難の補償を重視して加入しました。
決して安くはありませんが、もしものときの安心料と考えれば納得できる金額です。
マンションの駐輪場で愛車が外から見える環境なので、盗難が心配で入りました。
盗難保険とロードサービスをまとめて備えられるのが決め手でした。
中古で買ったスクーターでも盗難の補償に加入できました。
免責が5%と低めで、ロードサービスを付けずに盗難だけ選べるのも良かったです。
長距離ツーリングが多いので、無料けん引距離の長いプランにしました。
遠方で動けなくなっても自宅まで運んでもらえる安心感があります。
ロードサービスは今の任意保険やJAFでも足りると感じ、盗難だけにしました。
必要な補償だけを選べるので、重複を避けられたのは良かったです。
盗難・ロードサービスの備えとして検討してみよう

口コミを見ると、盗難リスクの高い環境の人やツーリングの多い人ほど安心材料として評価している一方で、すでにJAFや任意保険付帯のロードサービスで足りている人は盗難だけに絞る、という選び方をしていることが分かります。
ZuttoRideは盗難保険とロードサービスを必要な分だけ組み合わせられるのが強みです。年会費はかかりますが、その分どこまで備えるかを自分で調整できます。
まずは自分のバイクの保管環境や走り方を振り返り、どの補償が必要かを見極めてからプランを選ぶのがおすすめです。
ZuttoRideが向いている人・向いていない人
高額・人気車種や屋外保管の人におすすめ

盗難されやすい人気車種や高額なバイクに乗っている方、屋外やマンション駐輪場など盗難リスクの高い環境で保管している方には、盗難保険の手厚さが活きます。ローンの残債があるバイクも、盗難時の負担を抑えられます。
また、遠方ツーリングが多く、出先での故障時に長距離けん引してほしい方にも向いています。盗難とロードサービスをまとめて備えたい方は、フルサポートプランも選択肢になります。
任意保険やJAFで足りているなら今は不要

個人売買で入手したバイクや、対象外の車両に乗っている方は加入できないため、別の備えを検討する必要があります。すでに任意保険やJAFで十分なロードサービスを確保している方は、ロードサービス部分が重複しやすい点に注意しましょう。
また、近いうちに売却・乗り換えを予定していて途中解約時の返金を重視する方は、1年契約だと返金が期待しにくいため、契約年数の選び方を含めて慎重に検討するのがおすすめです。
任意保険・JAFとの違いを整理
役割で使い分けるのがおすすめ

ロードサービスで比較されやすいのがJAFです。JAFは入会金と年会費がかかる代わりに回数無制限で、レンタカーや知人の車でも使える「人に付く」サービスです。一方ZuttoRideは登録したバイク向けで、盗難保険とセットで備えられることや、指定のバイクショップ・自宅まで長距離けん引してもらえる点に強みがあります。
事故の相手への賠償や自分のケガ・バイクの損傷を補償するのは、あくまで任意保険(バイク保険)の役割です。賠償の保険料を抑えたい場合は、複数社をまとめて比べられるバイク保険の一括見積もり(インズウェブ)の評判・口コミのページも参考にしてください。
「賠償は任意保険、盗難とロードサービスはZuttoRide」というように、補償の役割で使い分けると無駄な重複を避けながら備えを固められます。
ZuttoRideのよくある質問
盗難されたら本当に保険金は出る?
公式の規定では、日本国内で盗難により生じた損害に保険金が支払われるとされています。ただし保険金額の5%が免責となり、上限や経過年数による減額、対象外となる条件(盗難から60日以内に気づけなかった場合など)もあるため、支払額は状況によって変わります。実際に支払われた経過まで確認できる一次情報は確認できなかったため、加入前に補償条件を確認しておくと安心です。
二重ロックやGPSは加入の必須条件?
加入条件は「取次店契約のあるバイク販売店で購入した対象車両であること」が中心で、二重ロックやGPS、車庫保管などを一律の必須条件とする記載は確認できませんでした。盗難対策は補償の有無にかかわらず推奨されますが、必須要件の有無は最新の規約で確認することをおすすめします。
原付や大型バイクでも入れる?中古や旧車は?
対象は自動二輪車・原動機付自転車で、原付から大型まで対応しています。購入価格を証明できる中古車も加入できますが、個人売買で入手したバイクや、競技用・営業用・大型カスタム車・ミニカー登録車・電動キックスクーター、一部の旧車などは対象外です。
年会費はいくらくらい?
目安として、盗難保険プランは年4,400円〜94,400円、ロードサービスプランは年5,990円〜19,900円です。フルサポートプランは組み合わせによって変わります。補償額やけん引距離によって金額が変わるため、最新の料金は公式で確認してください。
任意保険やJAFと重複しない?
ロードサービスは、任意保険に付帯するロードサービスやJAFと重複する場合があります。今の保険やJAFのけん引距離・回数・対応範囲を確認したうえで、足りない部分を補う形で検討するのがおすすめです。盗難保険は任意保険ではカバーしにくい部分のため、重複しにくい補償といえます。
途中で解約できる?返金はある?
電話やメールで解約・退会の手続きができます。年会費は原則返金されませんが、2年・3年プランについては年単位の未経過分が別表に従って返金されます。1年契約は途中解約時の返金が期待しにくい点に注意しましょう。





