バイクのヘルメットは買取に出せる?相場価格や処分方法も紹介!
不要になったバイクのヘルメットの正しい処分方法や高値で買取してもらうコツについて解説しています。
ヘルメットの種類ごとの買取相場価格や売却前に実践するだけで査定額アップが狙えるポイントなどもまとめたのでぜひ確認してみてください。
不要になったヘルメットはどうやって処分する?
ゴミに出すことはできる?
バイクに乗らなくなったりヘルメットを新調したことをきっかけに、過去使用していたヘルメットの処分を考える人もいるでしょう。
もしヘルメットをゴミとして処分したいなら、一般的には燃えないゴミに出すことで回収してもらえます。
ヘルメットが複数ある場合は不用品回収業者に依頼をして持って行ってもらうのも手ですが、回収費用として料金をとられることもあるので注意です。
自治体のHPなどを参考にヘルメットが何ゴミに該当するのかチェックして、決められた日にゴミ袋に入れて置いておけば問題はないでしょう。
バイク仲間に譲渡するのもあり
まだ十分使える状態のヘルメットなら、バイク仲間に欲しい人がいないか尋ねてみるのもいいでしょう。
人によっては季節や天候に合わせて複数のヘルメットを使い分けている人もいるので、既にヘルメットを持っている人でも欲しがる人はいるかもしれません。
身近にライダーがいないようならネットの掲示板やSNSを使って譲渡先を探すのもありですが、顔の知らない相手との取引はトラブルに発展することもありえるので十分に注意しましょう。
また、耐久年数を超えている物や事故にあったヘルメットを他人に譲るのはNGです。
機能が果たせず着用した相手に怪我を負わせてしまうこともありえるので、耐久性に問題があるヘルメットは処分するようにしてください。
まだ使えるようなら買取で現金化がおすすめ
割れてしまっている物や傷だらけのヘルメットだとゴミとして処分するしかありませんが、まだ使用できそうな物は買取に出してお金に換えるのもありでしょう。
バイクが中古で買取されているように、ヘルメットやジャケット、ブーツなど中古のバイク用品も需要が高いです。
ヘルメットの種類やメーカーによっては思わぬ高額査定になることもあるので、処分が目的なら買取に出すのもありでしょう。
自分の持っているヘルメットが売れる状態かどうか分からないという方も、査定は無料で受けられるので一度買取に出してみてください。
ヘルメットの種類ごとの買取相場価格を公開!
ハーフヘルメット
原付などで使用されることが多い半帽タイプのハーフヘルメットは元値が安いのが特徴です。
リーズナブルな物なら新品でも2,000円程で購入できるためバイク用品の予算を抑えたい人からも重宝されています。
しかし、顔の半分以上に風があたるため冬に着用するのが厳しいというデメリットもあります。
ハーフヘルメットは元値にもよりますが、高くても2,500円前後の買取価格になることが多いです。
フルフェイスヘルメット
フルフェイスヘルメットはハーフヘルメットと異なり顔の全体を覆ってくれます。
そのため冬には風が当たらなくて快適なほか、事故にあった場合も頭部を完全に保護してくれるので安心です。
販売価格も少々高めなので、あえて中古で安くなっているフルフェイスヘルメットを探す人もいます。
買取価格も高額になる傾向があり、状態が綺麗な物や有名メーカーの物なら3万円程になることもあるので高額査定のチャンスです。
フルフェイスヘルメットはライダーからも人気のアイテムなので、自分では売り物にならないように思える物でも査定に出してみる価値はあるでしょう。
システムヘルメット
フルフェイスかつ前方部分を開閉できるシステムヘルメットは、夏でもムレにくかったり、メガネの取り外しにも使えるのでヘルメットの中でも人気は高めです。
新品で購入した場合6万円前後するため、中古でも買取価格は高めとなっています。
メーカーや機能性にもよりますが、フルフェイスヘルメット同様に中古でも数千円~3万円前後で売れることがあるので処分を検討中の方はぜひ買取に出してみてください。
システムヘルメットの寿命は3~5年と言われているので、3年以上使っているようなら売却して新しい物に買い替えるのもありでしょう。
オフロードヘルメット
主にモトクロス競技で使用されるオフロードヘルメットは、バイザーを走っても枝などで顔を傷付けることがないように顔全体が覆われています。
また、チンガードがあるため他のヘルメットに比べて息苦しさが軽減されているのも特徴でしょう。
オフロードヘルメットは4万円前後で買取されることもあるほどで、需要はかなり高めと言えるでしょう。
ただしモトクロスで使用しているヘルメットは傷も付きやすいため、状態によってヘルメットの買取価格は上下することも踏まえて査定に出すようにしてください。
ヘルメットのおすすめ買取方法はどれ?
リサイクルショップで売却する
今はリサイクルショップでは様々な商品を扱っており、バイクはもちろん自転車、車、防災用などあらゆるヘルメットが買取対象になっている所もあります。
リサイクルショップは全国で展開されているため、近場の店舗を探して持ち込めばその日の内に現金化することも可能です。
ただし、リサイクルショップはバイク用品専門の買取店ではないため、人気メーカーのヘルメットや需要の高いモデルでも正当な評価を受けにくいのが難点です。
買取価格にこだわらずに処分だけが目的ならリサイクルショップで売却するのもありですが、できるだけ高値で買取してもらいたいなら専門店で買取してもらった方がいいでしょう。
ヤフオクやメルカリに出品する
パソコンやスマホさえあれば、ヤフオクやメルカリを通して誰でも簡単に不要な物を出品できます。
バイク用品をフリマアプリなどで売却している人もおり、近場に買取店がない人にとっては便利な買取方法と言えるでしょう。
ただし、高値で出品しても誰も購入してくれない場合が多く、高値での売却を狙うならスムーズに現金化できない可能性が高いです。
また、たとえ相場より高く売れたとしても販売価格の全額を受け取れるわけではありません。
フリマアプリやネットオークションサイトを介して取引をした場合、会員費や販売手数料、送料などが引かれるので結果的に相場以下の金額しか手元に入って来ないことも多いのです。
バイクの買取業者に買い取ってもらう
バイクを専門とする買取業者の中には車両以外にバイク用品やパーツも買取している所があります。
専門店なこともあって商品の状態はもちろん、メーカーやモデルを踏まえたうえで金額を付けてくれるので、需要が高いものならしっかり高値が付く可能性が高いです。
また、古い商品や傷がある物などリサイクルショップでは買取不可になってしまう恐れがある商品でも値段を付けてくれる場合があるので、売れそうにないヘルメットほど専門店で見てもらうのが有効でしょう。
バイク買取比較おすすめランキングで紹介されている店舗の中にはバイク用品の買取をしている所もあるのでチェックしてみてください。
ヘルメットだけでも買取可能なお店もあれば、バイクと一緒に売却するのが条件のお店もあるため事前に確認しておくようにしましょう。
高価買取してもらうためのポイント
売却する前に見た目を綺麗にする
たとえ人気のメーカー・モデルのヘルメットだとしても、汚れや傷が付いていると査定時の評価も下がってしまいます。
少しでも買取価格をアップさせたいなら、ヘルメットは綺麗にお手入れしてから売却するようにしましょう。
フキンや雑巾で水拭きをするだけでも大まかな汚れは取ることができますが、シールド専用の汚れ取りクロスなども販売されているのでそちらを使うのもおすすめです。
ティッシュのように硬い繊維が使われている物で拭くとシールドに傷が付く恐れがあるため注意しましょう。
また、深い傷はそのままにしておいて問題ありませんが、小さな傷ならコンパウンドで磨けば目立たなくなるので可能なら消しておくのが有効です。
ニオイもしっかり消臭
ヘルメットを売却する際は見た目ももちろん重要ですが、ニオイもしっかりチェックされます。
特に内装は肌と直接接することもあり、汗や皮脂によって大いに汚れているため可能なら中のスポンジを洗濯するのがおすすめです。
中性洗剤を水に混ぜてもみ洗いするだけでもスポンジは綺麗になるほか、汗のニオイなどもとれるので一度水洗いをしてから査定を受けるのが理想です。
洗剤で洗う際はヘルメットのスポンジから泡が出なくなるまでしっかりすすぎ、軽く押して水分を絞り清潔なタオルで水気をとるようにしましょう。
ドライヤーなどは使わずに風通しの良い所に干すか、乾燥機の弱モードで乾かすようにしてください。
ヘルメットの消臭剤を持っているようなら消臭スプレーを使ってニオイを消すのもありです。
カスタムしているヘルメットは売れにくい
バイクを乗る人の中にはオリジナリティを重視してバイクはもちろん、ヘルメットをカスタムする人もいます。
カスタムもバイクを乗るうえでの楽しみの1つと言えますが、基本的にペイントやシールによって飾られたヘルメットは買取不可になることの方が多いので注意です。
シールは綺麗に剥がせれば値段が付くこともありますが、シールのシルエットが日焼け跡として残っている場合売り物にならなない可能性があります。
短期間でヘルメットを買い替えたいという方は、ヘルメットはカスタムせずにオリジナルのままで着用し不要になったら買取に出すようにしましょう。
いらなくなったらすぐに買取へ
ヘルメットには製造年月日のシールが貼られており、耐久性の問題もあって製造から時間が経っている物は価値が低くなりがちです。
安全のために身に着けるヘルメットは他のバイク用品と比べて消耗品として扱われ、使用期間の基準を5年以内としているメーカーがほとんどとなっています。
5年以上経過しているヘルメットでも状態が綺麗な物や破損がなければ買取してくれる場合があるため、処分する必要はありませんがあまりにも古い物は買取店でも取扱い対象外となってしまうため注意しましょう。
高額査定を受けるためにも処分を決めたヘルメットはなるべく早く買取に出すことをおすすめします。